ラッセルの名言
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クリーンな核兵器?[ラッセルが市民から受け取った手紙の趣旨]あなたの耳にまだ届いていないでしょうか? つまり,最も新しい核爆弾においては'放射能塵'の落下がまったくなく,(放射能塵の)危険が拡散することもないという「極秘事項」から広がった馬鹿げた宣伝のことですが・・・。] (ラッセルからの返事:1961年9月8日付) 拝復 ミセス・バーソロミュー様 ・・・。私は以前,この点について,米国政府の核に関する権威筋の主要人物の一人と放送討論を行いましたが,彼は,自分は'きれいな'核兵器(原水爆兵器)の製造法を発見した,またこの目的のための自分の研究は人道主義的動機からなされてきたものである,と誇らしげに言いました。私は言いました。「それなら,あなたはそのことをロシア人たちに伝えたでしょうね。」 彼は不快な表情を浮かべこう答えました。「いいえ,そんなことは不法(違法)なことです!」。 そうだとすると,彼が生命を助けてやりたいと思ったのは(敵国)ロシア人の生命だけであって,アメリカ人の生命ではなかった,と結論づけてよいのでしょうか?(注:アメリカの「きれいな」核兵器でロシア人の生命をすくい,ロシアの「きたない」核兵器でアメリカ人の生命を奪うことになるという皮肉)」(出典: ラッセル『アメリカン・エッセイ集』) . I have heard all the statements pretending that from the newest nuclear bomb there is no fall-out. All these statements are deliberate lies. I had a broadcast discussion on this point with . . . one of the chief governmental nuclear authorities in the U.S., who boasted that he had discovered how to make 'clean' bombs and that his research towards this end had been dictated by humanitarian motives. I said, "Then I suppose you have told the Russians about it?" He replied with horror, "No, that would be illegal!" Was I to conclude that it was only Russian lives that he wished to spare, not American? Source: Dear Bertrand Russell; a selection of his correspondence with the general public, 1950 - 1968, 1969. More Info.:https://russell-j.com/beginner/DBR2-04.HTM
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